SERVICE
社名の由来である「LOGISTICS & COMMISSARY」が表すように、物流だけではなく、製造工場を併設した強みを生かした製品・サービスをご提供いたします。
LOGISTICSとは…物流の一連の流れを最適化し、さまざまな工程を一元化して管理すること
COMMISSARYとは…飲食業界において、飲食店の一次加工をするセントラルキッチンのこと
食品衛生管理
尼崎本社に併設されたカミッサリー工場では、当社独自の方法で肉をベストな状態にする一次加工により、揚げても味が飛びにくく冷めても柔らかくてジューシーな唐揚げや、ドレッシング、特製カレーなども製造しております。
独自製法で下味処理された唐揚げは併設の尼崎流通センターから全国に供給し、「ほっかほっか亭」の定番メニューの「唐揚弁当」で使用されるだけではなく、大手のコンビニエンスストアやスーパーでも多数の採用をいただいております。
「すべての人へ安心・安全をお届けする」をコンセプトに、厳しい衛生管理を会社をあげて徹底しています。その成果として、2017年に国際認証規格であるFSSC 22000を取得しております。
「FSSC 22000」とは、ISO 22000を追加要求事項で補強した食品安全マネジメントシステムに関する国際規格であり、国際食品安全イニシアチブ(GFSI:Global Food Safety
Initiative)によって、ベンチマーク規格のひとつとして承認され、ISO22000ではカバーできなかったフードテロなどの潜在的な脅威に対する予防、原材料やアレルギー物質の管理など、フードディフェンス(食品防御)の具体的な手法が盛り込まれています。
近年、消費者の食品安全に対する関心はますます高まっており、食品事故のリスクを限りなく減少させて安全な食品を提供するための食品安全マネジメントシステム「FSSC
22000」を取得し、より信頼される安心・安全な製品を製造しています。
商品提案
OEMの各種唐揚げは産地の味にこだわる取引先様のご要望にお応えする形で種類が増えており、当社が提案する新しい唐揚げの開発は多岐に渡ります。
というのも、当社の製造ロットは500kgから対応可能なため、取引先様の在庫リスクが減少するだけでなく、「次は高知県の生姜を使ってみたい!!」「淡路島といえばタマネギだけど、そのタマネギを使った唐揚げを作れないかな?」といったご要望に対し、一緒に開発できる環境となっております。
当社が取引先様に納得をいただくまで開発を続けたことで、結果的に数多くの唐揚げが出来上がり、その成果はコンビニエンスストアやスーパーでの採用、販売期間の延長や再販のご注文をいただくという形で、非常に高い評価として表れています。
当社の「食」の提案は、唐揚げだけではありません。ギフト商品の提案では京都料亭の「銘店の味」を再現した冷凍商品を一から共同で開発し、製造工場、受注のインフラ整備、輸送経路を確保し、新たな販路の拡大に貢献をしております。
加えて、当社は「食」だけに止まりません。衛生用品をはじめとする生活に関わるあらゆる商品の取り扱いが可能です。お客様のご要望にお応えする為、販売商品に垣根を作らない営業に努めています。
物流サービス
ハークスレイグループの物流を担う当社は、「ほっかほっか亭」の店舗配送を長年に渡って請け負い、商品を発注通りの数量で品質を落とさず決められた時間に納品し、問題が発生した際には真摯に向き合い、解決に向けて取り組んできました。
事務業務においては、独自開発したクラウド型のWMSを活用し、事務作業の最適化、ペーパーレス化によるコスト削減、全国物流センターの一元管理を行っています。倉庫作業でもシステム化、ペーパーレス化を推進し、ハンディシステムとDASシステムを活用することでミスの発生を防いでいます。
配送では決められた通りの時間と場所に商品をお届けする、ごく「あたりまえ」なルールを愚直に守り、配送ドライバーと常に情報を共有しながら高い配送品質を維持しています。
当社の物流提案は「ガラス張り」のお見積りを提示します。
原価・コストの積み上げ方式で算出し、プラスした利益をはっきりと明記したお見積りを提示いたします。当社の利益を明確にすることで、お互いに納得できる適正な金額で取引をさせて頂き、必要以上の利益は頂きません。
実務の面では「より明確に」「より便利に」「より安価に」無理無駄の削減と、常日頃の改善を実践しています。取引先様から頂くご相談も、ひとつひとつに真摯に向き合い、知恵と工夫でメリットを生み出しています。
当社の利益を明らかにする「ガラス張り」のお見積りは、料金の「安心」を取引先様にお届けし、信頼を獲得しています。信頼の上で成り立つ取引は継続に繋がり、Win-Winの関係を築いております。
食品加工
2005年に稼働した阪神カミッサリー第一工場では、加熱前の鶏肉の加工ライン及び、カレー・ソース類の加工ラインを導入し、製造しております。
2020年12月に完成した阪神カミッサリー第二工場には、阪神カミッサリー第一工場の機能を進化させた非加熱処理設備の増設と、最新の加熱処理施設を設置しました。
評価の高い製品を製造する鶏肉類の非加熱設備を増設することで、既存商品の増産と、より安定した供給が可能になります。加熱製品の前処理はもちろん、練り製品の定量成型処理も可能です。
新設の加熱処理設備では、フライ油調と気化熱を利用したオーブン加熱を導入しました。二種類の加熱設備を利用することで、より品質の高い加熱処理が可能になり、唐揚げ以外の鶏肉製品や、牛肉・豚肉を使用した製品が開発できます。
また、加熱後はIQF凍結で急速冷凍し、うまみを閉じ込めたクオリティーの高い製品を製造します。
第二工場によって強化された生産能力と商品開発力により、一般惣菜や外食、CVS、レンジ製品の開発・製造を行い、「すべての人へ安心・安全な食」をお届けします。